玄関のチャイムが鳴った時や自分の要求を通したいときなどにワンワンと吠えまくる愛犬との暮らしにストレスを感じている飼い主さん、実は多いと思います。この記事では、犬の無駄吠えをしつけし直すためのステップを紹介しています。無駄吠えの本質を理解してしつけに取り組めば、結果も必ずついてきますよ!
犬の無駄吠えをしつけ直そう!改善まで4ステップ
ここでは、まず第一歩として無駄吠えをしつけ直す為に必要なステップをまとめます。
ステップ1.無駄吠えにも種類がある! 無駄吠えの種類を知る
一口に「無駄吠え」といっても、色々あるんです。第一、「無駄」なんて言ったら、犬に「理由なく吠えてるんじゃないよ!」と怒られますね。犬だって理由があって吠えてるんです。まぁ、でもね、人間から見れば「吠えたって無駄なのにねぇ」と思う事がほとんどなんですが・・・(笑)。
犬が吠える理由は、人間が泣く理由にも色々あるのと同じ。悲しくて泣くのは定番。うれし泣きしちゃう人もいれば、悔しくて泣くこともあるし、注意を引きたくて泣く人もいるし、痛くて泣くこともありますね~。 犬だって生きてるんだもの、色々あるんです。実際にしつけを実践する前に、まずは「犬ってどういう時に吠えるの?」という基本的な事について学びましょう。
ステップ2.うちの犬はどの無駄吠えをしているの? 吠える原因を特定する
上記で、「無駄吠えの種類」について学んだら、次のステップは、自分の家の愛犬がなぜ吠えているのかを特定します。人間でもなぜ泣いているのかが分からないと、どう対処したらいいか分からないですよね。嬉し泣きしている人に「どこか痛いのかしら、かわいそうね」なんて言ったって、ちっとも問題解決になりません。しつけを実践するためにも、原因を知る事はとても大切です。
「色々な無駄吠えがある事はわかったけど、うちの犬はどのタイプの無駄吠えをしているの?」という所を深堀りしてゆきましょう。
ステップ3.しつけの基礎を学ぶ
しつけの基礎なんてめんどくさそーう・・・・と読み飛ばしたくなる気持ちはよ~く分かります。でも、これが分かっていないと絶対に次のステップで失敗します。ホントですよ。取扱説明書を読まずに突然小難しい機械を使ってみちゃうようなものです。
機械であれば、試行錯誤しているうちに段々と使い方を覚えられるかもしれませんが、犬の場合には、しつけの基礎を飛ばして操作しようとすると、犬から見向きされなくなります。そのような状態ではどんなに頑張って無駄吠えをしつけ直そうと思っても効果が出ません。犬は、従う気持ちがあっても、何言ってるか分からない人のいう事を聞く気にはなれないんですね~。 まずは飼い主さんがしつけの基礎をきちんと理解することが大切です。
番外編:無駄吠え防止グッズの活用
犬をしつけることで無駄吠えを改善するステップを上記に紹介しましたが、実際は難しいというケースはたくさんあります。飼い主さんのやる気云々の問題ではなく、そもそも、人間の対応にも限界があり、留守番中に吠える犬の対応などは物理的に無理です。
そんな時には、無駄吠え防止の首輪や他のグッズを使うことを検討しても良いと思います。このような製品の使用に関しては世間の意見は賛否両論です。体罰だ!と非難する方もいれば、「オノレの犬の無駄吠えを簡単に道具で直そうとするな!」という根性論のような意見まで出てきますので、ここは使う方が情報リテラシーを持っておかなければなりません。要は、使う前に長所も短所もきちんと理解するという事です。
無駄吠え防止首輪
無駄吠え防止首輪と一口に言っても、様々な種類があり、それぞれに長所・短所があります。それぞれの使い方もきちんと理解していなければなりません。私個人の意見ですが、製品の説明書は、短所を書くわけには行かないという便宜上(なのかな?)、意外と大まかな使用説明しか書いておらず、本当にこれで効果的な使い方が出るのかな?と疑問に思う所もあったりします。
無駄吠え防止首輪の購入を検討されている方は、それぞれのしつけグッズに関しての私個人の経験を通した考察を書いていますので、ぜひ目を通してみて下さい。