しつけの基本

トイプードルが噛む時の正しい対処法とは?しつけのプロが解説

トイプードルの噛み癖の対処方法を紹介します。トイプードルって小型犬で飼いやすいイメージですが、しつけをしなくていいわけではありません。噛み癖がついたら大変。トイプードルが噛む時って、どんな時でしょうか?しつけのプロから教わりましょう。

今回のご相談者様はこのような方じゃ
性別・年齢 男性・60歳
家族構成 妻と二人暮らし
住まい 戸建て
犬種 トイプードル
何頭? 1頭
悩み トイプードルの噛み癖に悩んでいる
飼った経緯 子供たちも離れて妻と二人なのでさみしさもあり、歳を重ねても飼いやすいと思い小型犬を飼い始めた

トイプードルの噛み癖の原因

今回はトイプードルの噛み癖についてのお悩みです。ひかるトレーナー、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回の相談者
今回の相談者
今日はトレーナーさんに相談ができると聞いたので来ました。よろしくお願いします。
トイプードルを飼っていますが、噛む癖があり、困っています。いくら小型犬とは言え、子供たちが孫を連れてきた時も心配ですし、トリマーさんへ連れて行く時もハラハラしています。なんとかならないでしょうか?アドバイスをください。

はじめまして!今日はよろしくお願いいたします!

トイプードルちゃんが噛んでしまうのですね…ご家族以外の人と関わることがあるとなると、確かに心配ですよね。
どんな時にどんな風に噛んでしまうことが多いでしょうか?

 

今回の相談者
今回の相談者
噛み方は甘噛みのはずなんですが、触ろうと手を伸ばすと、ほぼ毎回噛んできます。抱っこしてからも、服や手を噛みます。僕たち夫婦だけしか接しないのであればそんなに気にしないんですが、孫も生まれてまだ赤ちゃんだし、毎月お世話になっているトリマーさんに怪我をさせたらどうしようかと…。
血が出るほどではないし、子犬の甘噛み程度ならいつか勝手に直るだろうと思っていたんですが…成犬になっても全然直らなくて。どうしたら直りますか?

 

詳しくありがとうございます!
甘噛みは自然と直るパターンもありますが、きちんと対応して直してあげられるのがベストですね(^^)
原因として、子犬の時に「口の使い方」をしっかりと学ぶことが出来なかったために、噛むことで飼い主さんの注意を惹くという間違ったコミュニケーションの仕方を身に付けてしまったのだと思います。
今回の相談者
今回の相談者
おっしゃる通り、噛んできては「構って!遊んで!」と要求してくることもあります。それに答えてしまうこともあったので、反省です。

教えるべきなのは、甘噛みをしないことではなく「口の使い方」です。手は噛むものではないということを教えていくために、まずは遊びの中で手ではなくおもちゃを使って引っ張りっこなどをして噛みたいという気持ちを解消してあげましょう!
また、もう子犬ではないので、同時に「ダメ」をきちんと聞かせていくことも重要になります。 そのためには、飼い主さんとワンちゃんとの間できちんとした主従関係を築く事がとても重要です。
今回の相談者
今回の相談者
なるほど。口の使い方を教えるにはおもちゃで遊ぶといいんですね!今日から早速やってみます。
主従関係を築いていくことが重要とのことですが、どういう風に対応していけば良いでしょうか?

 

はい!ぜひチャレンジしてみてください。

 

トイプードルの嚙み癖を直すには主従関係が大事

主従関係は、ルールをきちんと守らせることを意識していきましょう。

例えば、甘噛みはダメ!ときちんと注意をして、させないようにしたり、待てをさせたらOKと言われるまできちんと待たせるようにしたりトレーニングをしていく…といった内容が分かりやすいでしょうか?
お手などの一発芸ではなく、コマンドや指示をきちんと守らせることができれば、関係性は比較的築いていきやすいです!
少し難しいかもしれませんが、楽しみながら関係性を築いていけると良いですね♪

今回の相談者
今回の相談者
ありがとうございます!

なかなかトレーナーさんに質問できる機会もなかったので、今日はとても勉強になりました。妻にも伝えて、頑張っていこうと思います!

 

最後に トイプードルとの主従関係は飼い主の愛

ひかるトレーナー、お疲れ様です。今回のお悩みはどのくらいで解決しそうですか?
甘噛みの注意だけなら2週間くらいきっちりやれば改善できます。

甘噛みの改善だけでなく、主従関係をトレーニングで築いていくには、しっかり行っても6か月くらいはかかります。

主従関係はしつけの基本になります。目先の問題だけではなく、トータルで考えて主従関係の構築をしっかりする事をおすすめします。
今回の件は全員にあてはまるわけではないので、自分の愛犬はどうなのかなと気になったらLINEで相談じゃ。原因は犬によって違うからじゃよ。プロのドックトレーナーたちが愛犬にあったアドバイスをするんじゃ。

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