しつけの基本

犬のしつけ クレートトレーニングとは?方法も解説

犬のしつけの1つであるクレートトレーニングについて、その重要性とトレーニング方法をしつけのプロであるドッグトレーナーから説明します。

※「クレートトレーニングの方法について相談したい」という方はLINEに相談内容を送信してください。しほ先生や西川先生が直接アドバイスいたしたします。

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犬のしつけで大事なクレートトレーニングとは

みなさん、こんにちは〜!ドッグトレーナーのしほです!
犬のしつけやトレーニングを、日々頑張ってくださっている方が増えてきているようで、とても嬉しいです!
今日は、私たちが犬を管理したり、休ませたりする、あのグッズを紹介しようと思います!

 

こんにちは、ドッグトレーナーの西川です!今日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、グッズの紹介をしていきたいと思います。
多くのみなさんは、犬を休ませるとき、ケージやサークルをお使いではないでしょうか?それよりも、もっともっと犬に適切なものがあるのをご存知ですか?

 

家庭で普通に使っている人は、もしかしたら少ないかもしれないですね。ケージやサークルよりも、犬達は落ち着けるし、管理もしやすくて万能なんです!

それはズバリ…クレートです!

みなさん、クレートをご存知でしょうか?ドッグトレーナー達は、ケージよりもクレートを使っていることがほとんどかと思います。

 

相談者Aさん
相談者Aさん
うちはケージを使っています。クレートって、あの持ち歩けるケースみたいなやつですよね?あれって、犬を飛行機に乗せる時に使うんじゃないんですか?

 

もちろん、移動の時に使うのもばっちりです!でも、普段からケージの代わりに使うのもオススメなんです。

 

そうですね、僕も自分の犬に実際に使っていますし、ワンコ・ワークスのスタッフも、みんなクレートを使っていますよね。お客様にも、ぜひクレートを使ってほしいとお伝えしています。

みなさん、最初は「吠えるんじゃないか?」だったり、「ケージの方がお互い見えるし、安心するんじゃないの?」ということを心配されることが多いのですが、しっかりとクレートトレーニングをしていけば、犬にとって安心する場所になっていくんです。

 

その通り!犬は本来、穴蔵で生活していた野生の動物です。大きすぎると管理できないし、小さすぎるとリラックスできないので、自分の体のサイズに合ったサイズの穴蔵が一番安心します。
それに、周りから見られることもないため、緊張もしないし敵からも見られる心配がないんです。
現代では、飼っている犬を穴蔵に入れることができないので、代わりにクレートを使用します。

クレートトレーニングは、本当に重要ですし、始めるタイミングも重要です!飼い主さんの中には、「子犬の頃はクレートで鳴いていても、成犬になったら大人しく入っていられるんでしょ?」と思っている方もいるかもしれません。でもそれは、大きな落とし穴なのです。

 

相談者Bさん
相談者Bさん
え!?そうなんですか?
うちは最近、ペットショップからラブラドールを迎え入れたばかりなのですが、店員さんには「クレートは大人になってから使えば大丈夫ですよ〜」と言われたので、ケージとかサークルで過ごさせてしまっていました…。
早いうちからクレートに慣れさせた方が良いってことですよね?どうやれば良いのでしょうか?

 

Bさんの場合は、ラブラドールで大型犬になりますので、早めにクレートトレーニングを開始していくのがベストです。
相談者Aさん
相談者Aさん
私も教えてほしい!
うちは小型犬だけど、もう5歳になります…まだ間に合いますか?

 

もちろんです!成犬の場合、パピーに比べて時間はかかってしまうことが多いですが、これからクレートトレーニングを始めていくことは出来ますよ!

 

クレートトレーニングの方法を解説

では早速、クレートトレーニングについて、詳しくご説明していきますね!

クレートトレーニングとは、文字通りクレートのトレーニングなのですが、大切なのは「諦めるまで出してはいけない」ということです。

さらに、見ない声をかけない触らない、という無視の三原則がとっても重要です。可哀想だからと声をかけたり、触ったりのぞいたりするといった行動はNGです。どれか1つでも欠けてしまうと、どれだけ頑張っても効果が出ずに時間だけが過ぎてしまいます。

どうしても視線が気になってしまうようであれば、タオルをかけたりすると良いでしょう。

 

また、成犬になると時間がかかってしまう理由の1つとして

  • 「今まで入れられたことがないものに閉じ込められた!」
  • 「今までは吠えたら出してもらえたのになんで出してもらえないの!?もっと大きな声でアピールしよう!」

など、今までの経験から要求が強くなってくることが原因です。
つらい場面ではありますが、今後のことを考え、心を鬼にして無視をしていきましょう!

 

クレートトレーニングのポイント

相談者Aさん
相談者Aさん
うちの子はかなり吠えそう…
鳴かないように、静かに生活した方がいいのかしら?

 

いえ、気を遣ってしまうと、犬はその空気を敏感に感じ取りますので逆効果になってしまう可能性があります。暗くしたり、静かにすることはせず、普通に生活をしてください。
クレートの中で犬がどれだけ吠えたり暴れても、気にせず無視をしましょう!

 

相談者Bさん
相談者Bさん
うちのは大型犬なので、ちゃんとやっていこうと思います!
昔飼っていた犬が使っていた、布のクレートでやってみても良いのでしょうか?

 

布製のクレートは、ソフトクレートと言われております。軽くて使いやすいのですが、プラスチックや鉄などで出来た丈夫なハードクレートと比べると、強度がなく壊れやすいです。
万が一、犬が内側からガリガリやって壊して、クレートから出られた経験をしてしまうと、いざハードクレートにした時にも同じように壊そうとして、怪我をしてしまう可能性があります。
犬の安全のためにも、初めからハードクレートで行うことをオススメします。

 

相談者Bさん
相談者Bさん
なるほど、ラブラドールは絶対壊しそうですね。ハードクレートを準備します!

 

クレートの大きさは?

相談者Aさん
相談者Aさん
分かりやすい説明で助かります。
クレートのサイズですが、大きい方がリラックスできますか?
あと、どのくらいの時間入れておけばいいのでしょうか?

 

大き過ぎてしまうと、中で興奮して暴れてしまったり、排泄をするスペースが出来てしまうため、体のサイズにあったものを準備できるとベストです。
理想のサイズは、寝そべることができるくらいで、高さは中で自然と立つことができると良いですよ!
相談者Bさん
相談者Bさん
そうしたら、うちは買い換える必要があるってことですね!リサイクルショップとかでも探してみます♪
無視したり、大変そうだけど、これからの成長を考えるとちょっと楽しみになってきました!
ありがとうございました。

 

こちらこそありがとうございました!

 

※クレートの大きさ 参考にしてね!

立ったとき↓

中に入ったとき(その1)↓

中に入ったとき(その2)↓

クレートトレーニングの時間は?

時間は、諦めてた様子であれば1、2時間でも大丈夫です。逆に諦めておらず目がギラギラしていたり、吠えたりガリガリしている時には、5、6時間でもそれ以上でも出してあげることが出来ません。
可哀想に感じてしまうかもしれませんが、これが一番の近道になるので、ぜひ頑張っていただきたいです!

 

相談者Aさん
相談者Aさん
ありがとうございます。今日、話を聞けて良かったです。
うちの子でもまだまだトレーニングできる年齢だと聞けて安心しました。ワガママなところもありますが、根気よく向き合っていこうと思います!

 

ありがとうございます。頑張ってください!

 

クレートトレーニングが不安な方へ

今回のクレートトレーニングは、とても重要な内容です。少しでも不安がある方は、私たちにぜひ相談してください。
プロから、それぞれの愛犬に合ったアドバイスをさせていただきます。ご相談お待ちしております。
クレートトレーニングのやり方を動画で確認したい人や、実際に愛犬の様子を見てもらいたい人はLINEで相談を受け付けておるぞ。

一人で悩んでいても不安じゃろうし、勇気を出してプロに相談しておくれ。

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